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ICO公認会計士・卒業生の声

ICO卒業生・野田一利さんが語る“ICO短期合格法・実践編”

 

野田様

野田 一利 様(35歳)新日本監査法人勤務、シニア職。

野田さんはICO通信生として、入門から開始して1年間の学習で短答式試験合格、論文式試験科目合格に伴い大阪より上京。監査法人に週4日勤務しながら引き続きICO通信生として受講し、翌年論文試験を突破されました。

ハンサムで優しいルックスに加え、会話も巧みでいらっしゃり秀でた社交性をお持ちで、合格後も年賀状を毎年くださり、スタッフ一同の年始の楽しみとなっている。ご結婚され幸せいっぱいの日々をお過ごしです。

監査業務でお忙しい中、ICOライセンススクールにて私どものインタビューにお答えいただきました。

↓インタビューの一部はこちら(※音声のみ)

 

――本日は監査業務でお忙しい時期に、ありがとうございます。
お久しぶりですが何だか若返った印象ですね。

ありがとうございます。

 

大学は文学部出身でも会計の世界へ

 

――早速ですが、野田さんは国立大学の文学部出身です。
文学部出身者が会計の世界に、となるとマイナーですよね。

はい、畑違いですね。

 

――数学が不得意だったわけではないのですか?

数学は苦手ではなく、むしろ好きな方でした。文学部を選んだのは、歴史が好きで日本史がやりたいという理由です。ただ、在学中、文学部の人間の中ではちょっと自分は異質だなと思っていました。思った以上に地味で、結構内向きでおとなしいタイプが多くて、自分のようにおしゃべりはなんか違うなと。それに加えて、真面目な先輩たちが教授や博物館学員などを卒業後の就職先として黙々と目指すのですが何せポストがない。文学部は就職先というと限られているので次に来るのは新聞社の記者か、公務員か教師か、なのですがやはりそこにくるとありきたりな人生は嫌なのです。ですから、そういった文学部で通常とされる就職活動ではなく、一般的な就職活動をしました。

 

――そこで前職の税理士事務所へ就職されたのですか?なぜ会計の世界に?

就職活動は、岡山に最も近い都会となると大阪なので大阪での勤務を希望し、最終的な選択肢は二つありました。一社は、ベンチャー企業でした。社長自らが是非来て欲しいと役員面接で自分を買ってくれた会社です。ある業種のコンサルティング業務が内容で、もともと企業の経営には興味があったのでとても魅力的でした。しかし、その業界を分析してみると、業界人口自体減少していたりと将来性に疑問を感じたのでお断りさせて頂きました。そしてもう一社の税理士事務所に就職したというわけです。

 

――そもそも何故会計の分野に進もうと思ったのですか?

昔から性格が尖っていたんですよね。こうした方が良いよと言われるとかえってしたくないタイプでした。

私は井ノ川先生と同じ広島県在住だったのですが、大学選択の時、周りは地元の広島大学へ行け行け言うんですよ。でもそういわれると絶対にいってやるもんかと思う。親に負担をかけたくなかったので国立大学、自宅から通学はできないけれどそこそこ近くの岡山大学にしたのはそういう理由です。

会計分野への就職を決めたのもそう。ICOに決めたのもそうです。大手が正直嫌でした。

 

会計士を目指すと決めて税理士事務所から派遣社員に転職

 

――税理士事務所にご勤務されながら目指したのですか?

野田様2 いいえ。その会計事務所での仕事は激務でした。そこで仕事をしながら勉強をして会計士を目指すのはきついと考えたので、会計士を目指すことを決めてからすぐに転職も決めました。

転職先では会計とは全く無縁の業種で派遣社員をしていました。仕事内容が独特で、お客様から怒鳴られたりすることもあれば、コンピューターで単純入力作業を行う時もある。だからこそ、怒鳴られてもどんなことでも、仕事自体が、おかしいですが、気分転換でした。

職場の雰囲気も良く、そこで妻とも出会いました。

 

――合格祝賀会の時に話されていましたよね。ご結婚おめでとうございます!
転職と同時に勉強を始められたのですか?そんな中、何故ICOにしようと決められたのですか?大阪だったら学校もたくさんありますよね。

会計士を目指すことを決めてから、そのための学校を探していました。税理士事務所の休憩時間などにネットでよく見ていました。もともと、親には頼れないので働きながらの勉強を覚悟していました。そしてまず、通学はありえない。仕事をしながらの時間的制約の中での勉強は厳しいかなと。

そこで各校の通信を、大手や中堅まで全て見ました。どこも働きながら続けるのは難しいと言うし、カリキュラムもどこも複雑で信じきれないところがありました。
その点、ICOのホームページは熱くて良かった。こうすればこうなるということが自分の腹にストンと落ちました。ここだったら合格できるかもしれないと思いました。
そういう理由で、 ICOに賭けました(笑)

 

――賭けて頂きありがとうございました。ICOを振り返ってみていかがでしたか?

ICOでなかったらどうだったのかな、という感じはします。やはり気持ちが入らないとやっていかれないと思います。
ICOは少人数精鋭でアットホームなので先生と生徒の距離が近いですし、だからこそさぼれないなという点も良かったです。自分をそういう場所に置きたかったので。

 

受験時代はお金を稼ぐではなく時間を大切にする

 

――お仕事をしながらの勉強はやはり大変でしたよね。

野田様3大学受験の勉強とは全く違います。会計士の勉強に比べたら大学受験ではほとんど何もしていなかったのと一緒です。勉強方法が質的に違うと思います。

それから、転職先の面接のときから、会計士を目指すことを話し、週4日実働8時間勤務でお願いしました。積み上げ計算をし、休日は週3日、その休日に1日8時間の勉強時間を確保できれば学習時間はクリアできるかなと考えました。

 

――今はお金ではなくて時間だと考えられたわけですね。計画など立てて、学習されましたか?

学習計画として、長期計画はたてませんでした。大計画と小計画とをざっくりと決めていて、ICOから届く教材をバロメーターにしていました。段ボールがどさっと届いたら、この段ボールをどうさばくかという小計画を2週間タームでしていました。
私は、ビデオ通信生でしたので、見終えたビデオがずらっと部屋に並んでいるのを見ると、視覚的に良かったです。「これだけやったぞ」という達成感がありました。そういう意味では、最近主流のDVD通信より良かったかもしれないですね。

 

――では、教材は計画的にこなせたのですか?すごい!

いいえいいえ。ビデオはたまるとプレッシャーもすごいです。働いていると残業が多い時期もあるので、ICOからの段ボールがたまります。そうすると、緊急計画を立てて、次の段ボールが届くまでに8~9割は終わらせるぞ、と何とか時間繰りを考えました。電車の中や会社の休憩時間で何を勉強するかとなり、より余っている時間遊んでいる時間を探しては勉強に充てました。

 

――ぼけっとする時間などはないのですね。

大阪ですと、東京と比べて電車の混み具合が比較的空いていて、朝10時出勤となると座れるんですよ。そういう時に講義ノートをだしたりして勉強していました。

 

――一種のスランプなどはありましたか。どのように克服されましたか?

スランプ、もちろんあります。最高で3箱未開封の段ボールがたまり、さすがにこれはまずいぞ、と。

そんな時は、初心に返るのが一番です。「会計士に受かったらこういうことをしよう」と楽しいことを想像しました。会計士に受かって、バリバリ働いている姿を想像して…古くなった段ボールを開ける。ということをしていました。

それから、フルスロットでいくと、ばててしまうので、平日頑張れたら、週3日のうちの予備日としていた1日を彼女に会おうなどと楽しみを人参のエサにしていました。テレビを観るなどはせず、その時間があったら寝るか彼女に会おうとしていました。さぁ、平日頑張れ!と。固めて勉強するよりも良いんです。

 

短期合格するには、これと決めてすべてを賭ける

 

――会計士受験時代を思い返して思うことはありますか?

公認会計士試験のための勉強を振り返って思ったことは、『余計なことは何もしなかった・聞かなかった』ということ、これは非常に重要でした。

ICOだけを信じていました。だから家にインターネットさえ引いていませんでした。当時はスマートフォンなんてなかった時代ですから、やれ会計士情報だ2チャンネルだという余計な情報が一切入ってこなかったのです。職場と家の往復で、勉強しているか働いているか食事しているか寝ているか、でテレビつければ井ノ川先生がしゃべっていてその情報によしよしと頷いているだけだったのです。迷っているなんていう余計な時間があれば勉強しようと思いました。

それで結果がだめだったら文句でも言いに行こうと思っていましたが、結果言いに行く必要がなかった、という訳です。(笑)

 

――ご足労いただかなくて良かったです。(笑)

職場も、大学の友人も文学部だったので、会計士受験生がいなく今思えばとても良い、周りに惑わされない環境でした。少しぐらい休んでもいいじゃないかと言われませんでしたので。今振り返れば、気持ちを落ち着かせて学習を淡々と進めるには、これはとても重要な点だったと思っています。誰も公認会計士受験生がいなく、今思えばとても良い、惑わされない環境と言いましたが、試験の時なども、ヘッドフォンでガンガン音楽を聴くなどして、徹底的に周りの情報を遮断しました。誰とも目を合わせませんでした。そうでないと、周りで、「大手受験指導校の答練が~」などと気が散る情報を聞きたくなくても耳にしてしまうので。

 

――ICOだけの情報、となると不安になりそうにも思えてしまうのですがそこは違いますか?

もともと働きながらの受験という制約があるわけですから、もうそこに賭けるしかないんですよ。余計なことを吟味する時間なんてないんです。

 

野田 一利さんの平日&休日の学習スケジュール

 

野田 一利さんの平日の1日のスケジュール

 

  行動 ポイント
06:00~07:00 起床
答練or講義視聴
・起床時間は仕事のシフトにより異なります。
・出社時間に応じて朝の勉強時間を増やします。
07:00~08:00 身支度等  
08:00~ 出勤 ・電車内では講義の解説等を読んでいました。
09:00~ 仕事 ・仕事は、勉強時間の確保の為に週4日勤務。
・仕事自体を良い気分転換としていました。
途中 お昼休憩 ・4~50分程度。サンドウィッチ等を食べながら講義の解説を読んだりしていました。
~18:00 仕事 ・残業は日によって変わります。
~19:00 帰路 ・電車内では講義の解説等を読んでいました。
19:00~19:30
19:30~22:30
帰宅→夕食
+勉強等
 
23:00 睡眠 ・朝型にしたかったので23時就寝は徹底しました。

※休日にまとめて勉強するよりも、平日に少しでもすると考えていました。

 

野田 一利さんの休日の1日のスケジュール

  行動 ポイント
08:00~11:00 勉強

 

11:00~13:00 さんぽ+お昼  
13:00~15:00 勉強  
15:00~16:00 休憩

 

16:00~18:00 勉強  
18:00~19:00 夕食  
19:00~22:00 勉強

 

23:00 睡眠 ・朝型にしたかったので23時就寝は徹底しました。

※睡眠時間を減らすとダメなタイプなので。休日に意識的に睡眠をとっていました。
※休日はおよそ10時間勉強することを自分に課していましたが、休日にまとめてするより平日に少しでもするように心がけていました。
※テレビは観ませんでした。その時間があれば、勉強か睡眠にまわしたいと考えていました。

↓当時の合格祝賀会の写真↓

祝賀会の写真

 

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